新型コロナウイルスの影響で…

2020年5月10日に、約1ヶ月遅れで上進式をWebミーティングで開催しました。
ボーイスカウトでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月末より対面での活動を休止しています。
市川第1団では例年4月はじめに行われる、ボーイスカウトの卒業式・入学式にあたる上進式が、開催されずにいました。

3月中頃より団の指導者の間で、Webミーティングの試験運用が始まり、4月からは、各隊の集会を手探りながらもWebミーティングで開催してきました。

今年の上進式はWebミーティング

緊急事態宣言下で、全員集まっての上進式はできず、またいつになったら集会ができるのかも不透明なため、今年の上進式は、Webミーティングで行うこととなりました。

スカウトも指導者も団委員も、全員参加して盛大に上進式を行うことができました。
みんな、一つずつ学年が上がって、ビーバーからカブ、カブからボーイと、無事に上進することができました。

コロナの影響で、今まで通りの活動はなかなかできませんが、そんなときこそいつも笑顔を絶やさないスカウトらしく、楽しく活動してほしいですね!

おまけ:運営はなかなか大変…

運営側はこんな感じ。2台のモニタをつかってもまだ足りない…。ちなみに、ユーザーがどのように見えているかを確認するノートPCもこの隣に並んでいます。

今回の上進式の流れは、

  1. 全員で開会セレモニー
  2. 各隊に別れて追い出し
  3. 各隊で受け入れ
  4. 全員で閉会セレモニー

と、4つの形態で集会が流れていきました。
それぞれの状況で部屋を分け、メンバーを入室させ、状況に応じてメンバーを入れ替えたり、途中から参加してきた人の入室を許可したり。
それぞれの部屋の進捗状況を把握して、再度全員集合させたりと結構忙しい…。

また、セレモニーはパワーポイントを利用して紙芝居形式で進め、国旗儀礼や、音源を埋め込んで国歌・連盟歌の斉唱をするなど、同時にコントロールするのはなかなかの難易度でした。

ある程度の人数を集め、途中で分科会を行うなどの複雑なミーティングを行うには、運営側として司会進行役の他に「入退室管理などメンバーのコントロールをする人」「進行サポートとして画面共有の切り替えや、プレゼンテーションの進行、スポットライトの指定や解除をする人」の最低2名は必要だと思いました。

ただ、慣れれば、Webミーティングは非常に有用です。
今後も活動が再開できるまで、集会や会議は積極的にWebミーティングを活用していく予定です。