ボーイ隊(小6-中3)は、3/29-4/1の3泊4日、いちかわ市民キャンプ場にて春の長期キャンプを行いました。

今回の目的は「キャンプ技能の向上」。翌週に迫る新年度に向けて、新人スカウトにきちんと指導できるよう、自分たちのキャンプ技能を徹底的に高めることです。

まずは設営技能の向上。
テントを立てる順番やコツはもちろん、たちかまどづくりや、キッチンも自分たちで作ります。
3泊の長丁場ですから、どうしたら効率よく生活できるか?をスカウト自ら考えて行動します。

「たちかまど」竹とロープだけで作成します。調理がしやすくなるだけでなく、地表面に生息する微生物へのダメージも減らすことができます。
敵の襲撃に備えて(?)柵を作ります。この中が自分たちの「家」です。
立ったまま作業ができる「キッチン」これも木材や竹をロープで組んで作っています。洗い物をした水は、全てバケツに集められる仕組みで、作業効率が大幅にアップします。

野帳の訓練も行いました。
コンパスと歩測を利用して略地図を書く、高度なスキルです。
まずは簡単なルートで練習を繰り返し、最後に近隣ハイキングを行いました。

あとで見返して、ちゃんとルートをたどれるか?正確な計測と読図技能が試されます。

一年間がんばって活動したごほうびに、隊長がローストチキンを作ってくれました。

野菜まで味がしみて、ペロッと食べてしまいました。

4日間、天気に恵まれて、良い訓練ができました。
スカウトたちにも、先輩として班や隊を引っ張っていく覚悟ができたようです。
さあ、準備はできた。新人たち、待ってるぞ!!